Kazuki Nanko's Web Page (南光 一樹)

現在の所属・職名

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 森林防災研究領域
主任研究員
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簡単な研究紹介

専門
  • 森林水文学(雨滴、林内雨、樹冠遮断)
  • 樹木力学、植物バイオメカニクス(樹木の揺れ・折れ・倒伏、風害、樹形)
  • 山地保全学、地形学(土壌侵食、海岸飛砂)
森林と気象・立地(風、雨、土)との関わりについて研究しています
  • 森林に降った雨が、森林の中をどのように通過していくのか?
  • 流体(風・雪・津波など)に対して、森林がどのような力を受けて変形・破壊し、どのように減衰させることで減災機能を発揮するのか?
  • 森林の基盤である土壌がどのように蓄積し、どのように失われるのか?
雨滴の大きさや速さの測定を通して、様々な降水プロセスについて研究しています
  • 雨滴粒径分布や雨滴速度を測定できる、レーザー雨滴計 を製作しています
  • 国内外の様々な場所で降水や雨滴を測定し、雨雪判別や林内雨に特有の雨滴成分の検出などを行っています

詳細は、プロフィール研究内容 を参照

クロマツdripマツ葉に集まる水滴(東京都・皇居) クロマツ植栽海岸林再生に向けたクロマツ植栽(青森県)
土ばかま実生の下部にできた土ばかま(茨城県・千代田) 砂草帯海岸の砂草帯(石川県)

近況

★ニュース ▼イベントや出張


2019.05.30 ★書籍が出版されます(固定された近況)

Forest-Water共同編集した、Springer社のEcological Studies Series の書籍『Forest-Water Interactions』が出版されます。2019年11月刊行予定
 → website

森林と水の関係についてまとめた書籍です。全24章で、16カ国からの77名で執筆しています。初めてCo-Editor(共同編集者)を担当し、主著でも1章分執筆しました。

  • [書籍] Levia, D.F., Carlyle-Moses, D.E., Iida, S., Michalzik, B., Nanko, K. and Tischer, A. 2019. Forest-Water Interactions
  • [章] Nanko, K., Tanaka, N., Leuchner, M. and D. F. Levia. 2019. Throughfall erosivity in relation to drop size and crown position: a case study from a teak plantation in Thailand.

2019.08.06 ★論文受理(46本目)

共著論文が Hydrological Processes に受理されました。ヨーロッパブナとドイツトウヒの林内雨滴粒径分布を比較しました。

  • Lüpke, M., Leuchner, M., Levia, D.F., Nanko, K., Iida, S. and Menzel A. Characterization of differential throughfall drop size distributions beneath European beech and Norway spruce.

2019.07.30-31 ▼北茨城現地検討会

研究所の交付金プロジェクト「地域に応じた森林管理に向けた多面的機能の総合評価手法の確立」の研究推進のために、モデル計算対象地域の北茨城を巡検してきました。森林に関わる様々な機能の研究者と一緒に現地を周り、それぞれの機能の意味を勉強しました。普段一緒にならない分野の人と一緒に巡ると、森林について知らなかったことがよくわかって楽しかったです。有意義でした。


2019.07.27 ▼研究所一般公開

研究所の一般公開にて、見学ツアー「飛砂(ひさ)風洞で砂丘の風紋(ふうもん)を再現する実験」の手伝いをしました。砂が飛ぶ様子を楽しんでいる子供の顔つきが嬉しかったです。


2019.07.18 ▼消防研究センター

消防庁消防大学校に付属する、消防研究センターを訪れ、防火や火災の大規模実大実験ができる施設を見学してきました。施設も広く、火に関する様々な実験ができそうで、アイデアが多く湧いてきそうです。


2019.07.09-10 ▼秋田海岸

科研「風由来の環境ストレスの実態解明に基づく海岸林の地形・林冠の動態モデルの開発」の研究推進のために、秋田の観測サイトの巡検と調査をしてきました。2014年に訪れたことがありましたが、知識が深まった状態で見に行くと新たな発見が多く楽しかったです。数カ所の海岸をめぐりましたが、localな地形や気象条件で林形が違っており、一般化するのが難しそうだなと悩んでおります。


2019.06.27-28 ▼宮崎海岸

科研「風由来の環境ストレスの実態解明に基づく海岸林の地形・林冠の動態モデルの開発」の研究推進のために、宮崎の観測サイトの巡検と調査をしてきました。海岸林の林形が風よりは高潮や飛来塩分の影響を受けていそうでした。過去にあった大きな海風イベントを抽出したいところです。


2019.06.17-19 ▼千代田試験地

科研「台風による森林被害の予測精度向上をめざした立木間の動的相互作用の解明」の研究推進のために、スギの幹に取り付けているひずみセンサを検定するための引張試験をしてきました。大きさの似たスギでも、曲がりやすさやしなり方が違っていて、個性豊かでした。これをデータとして扱うのが難しい。


2019.06.11-13 ▼石狩海岸

科研「風由来の環境ストレスの実態解明に基づく海岸林の地形・林冠の動態モデルの開発」の研究推進のために、共同研究メンバー全員で観測サイトの巡検と調査をしてきました。カシワを中心とした天然広葉樹海岸林の景色や成り立ちが、自分の知っている海岸林とは全く違っていて新鮮でした。それぞれの意見や感想を共有しながら巡検でき、知的好奇心が大いに刺激されました。研究推進がんばります。


2019.06.01 ★日本森林学会総務主事

2年間、一般社団法人日本森林学会の総務主事を担当します。


2019.05.15-20 ▼ウッチ大学 in Poland

2018年10月のワークショップで知り合ったZalewski教授の招待を受けて、ウッチ大学(Uniwersytet Łódzki)とポーランド科学アカデミー内の生態水文学に関するユネスコヨーロッパ地域センター(UNESCO European Regional Centre for Ecohydrology at the Polish Academy of Sciences)をLevia教授と一緒に訪問してきました。我々の研究成果を紹介し、ポーランドの生態水文学の取り組みを紹介してもらいました。


2019.05.10 ★研究成果の広報(海岸クロマツ)

研究成果が、森林総研のウェブサイトで紹介されました。
海岸クロマツの津波に対する耐性を推定


2019.05.09 ★スペインの国際共同研究プログラムの採択

研究課題「The impacts of forest management and climate change on rainfall partitioning: their effects on soil moisture and groundwater」が、スペイン科学研究高等評議会(Consejo Superior de Investigaciones Científicas, CSIC)の国際共同研究プログラムに採択されました。分担研究者として参画します。6カ国(スペイン、ドイツ、スイス、アメリカ、カナダ、日本)のメンバーで構成される素敵なチームです。色々と楽しみ!


2019.05.06-07 ▼九州大学福岡演習林

研究協力者として参画している科研課題「荒廃針葉樹人工林はどのような過程で環境に悪影響を及ぼしどのように改善できるのか?」の研究推進のために、観測サイトの見学、研究計画打合せ、雨滴計レクチャをしてきました。かなり面白い実験的な観測で、始まる前から結果がたのしみです。


詳細は,研究業績(文献)活動履歴 を参照

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