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土柱ギャラリー

最終更新:2013.07.29

土柱とは?

「どちゅう」と読む.礫(れき)や小石があるために,その下の軟らかい土砂の層が雨水の侵食作用から保護され柱状に残ったもの.雨滴侵食研究を続けるうちに,きれいな土柱写真がいくつか撮影できたので,記録してみる.

130726_Chiyoda2

Date: 2013.07.26
Place: 森林総合研究所千代田試験地

インベントリ事業の講習会現場の林床で発見.実生の下部が袴のようになっており、「土ばかま」と呼ばれるものらしい.苗木(稚苗)の立枯病の誘因になる現象だそうで、土柱とは別物と考えたほうがいいそうだ。

高さ1.5cmくらい.

130726_Chiyoda1

Date: 2013.07.26
Place: 森林総合研究所千代田試験地

インベントリ事業の講習会現場の林床で発見.上部に小粒の礫が乗った土柱.

高さ3cmくらい.

110805_tama1

Date: 2011.08.05
Place: 森林総合研究所多摩森林科学園

インベントリ事業の講習会時に園内の歩道脇に発見.当日地面に着目して歩いていたのは自分くらいであろう.上部に小粒の礫が乗った,なかなかにきれいな土柱である.

高さ4cmくらい.


110805_tama2

Date: 11.08.05
Place: 森林総合研究所多摩森林科学園

上記と同じ状況で発見.小粒の礫で形成された土柱の奥に,小枝で形成された土柱(と呼んでいいのかわからないが)も形成されている.

高さ3cmくらい.

Date: 2007.03.20
Place: 三重県津市白山町のヒノキ人工林内

三重大と三重県の科学技術振興センターの試験地内で撮影.樹皮や小石がガードとなって,たくさんの土柱ができてた.興奮.

遠方にあった土柱をズームで撮ったのでスケールが不明瞭なのが残念.

Date: 2006.05.25
Place: 高知県四万十町のヒノキ人工林内

ヒノキの実を被覆物にして,土柱が出来上がっていた.珍しいので写真に収める.土柱の高さは2cm程度であまり高くはない.

シャープペンシルを指でつかむ部分(黒のラバー部)の長さが4cmです.

Date: 2005.10.17
Place: 防災科学技術研究所 人工降雨装置内

1ヵ月半ほど続いた降雨実験後に,施設内に出来上がっていた.直径1cm弱の小石に守られた部分以外が,侵食されている.土柱の高さは5 – 8 cm程度.

シャープペンシルを指でつかむ部分(黒のラバー部)の長さが4cmです.

Date: 2005.10.17
Place: 防災科学技術研究所 人工降雨装置内

上記同様.削られた層は砂状.高さは2 – 4 cm程度.

シャープペンシルを指でつかむ部分(黒のラバー部)の長さが4cmです.

Date: 2005.10.17
Place: 防災科学技術研究所 人工降雨装置内

上記同様.削られた層は直径5mm程度の礫層.土柱高さは4 – 6 cm程度.

シャープペンシルを指でつかむ部分(黒のラバー部)の長さが4cmです.

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